8月4日(日)13:00~15:00 2F ホール
日本が直面している子どもたちの不登校・ひきこもり、いじめ、虐待、自傷行為、OD、非行・ドラッグ、自死、社会環境の変遷とともに、若者たちの変容と悩みに向き合ってきた夜回り先生。全国各地で若者たちに向き合い、その経験を伝え続けてきました。しかし、今でもトーヨコキッズの問題を含め、若者たちが、子どもたちが生きやすい社会になっていません。
一方でインターネットが、SNSが悪い、情報反乱社会だと他人事のように話す大人が後を絶ちません。
夜回り先生、インターネットの専門家、そして全国各地で地道に対話的性教育を進めているコンドームの達人が、いま、若者の諸問題を解決するには何が求められているのかを聴衆の皆様と共に熱く語ります。ぜひご参集を!!!
水谷修(水谷青少年問題研究所所長)
宮崎豊久
インターネットは子供達に本当に必要なのか?と問われることがよくあります。SNSがきっかけとなった事件が報道される中で、インターネットさえなければこんな問題は起きなかったはずだと思うのも無理もありませんが、もう多くの人が忘れてしまったように、インターネットがなかった時代もその時特有の課題が社会には存在しました。ただ、過去と違った点を一つ挙げるのであれば、失敗をすることがリスクになってしまったことです。
子供は発達の段階で、多くの失敗をして学び、そしてそれを寛容してくれる社会が必要です。これはクリーンな社会を生き抜かなければならず、一度の失敗で事件を起こしてしまったり、自らの命を絶ってしまうことあります。
現在、二人の子供を育てている立場から、インターネットとどのように向き合っていけば良いか、お話ができたらと思っています。
司会:岩室紳也(運営委員会)
登壇する3名はそれぞれの立場で思春期の若者に向き合い続けてきました。われわれが出会えた一人ひとりには何かを伝えられたという自負がある一方で、個別の活動だけでは若者たちの諸問題をかいけつすることはできません。
今回、多くの経験を積んできた立場から、いま、若者の諸問題を解決するには何が必要なのか、求められているのかを深掘りします。