8月2日（金）13:00～14:30 306号室
#性教育# #国際協力# #アフリカ# 関心をもつ方のご参加を大歓迎です。
女性の地位がまだまだ低いアフリカで、女性の権利、性的同意について考え、性教育に取り組む日本人女性がいます。今回は、若年妊娠の根本的解決、女性へのスティグマ（差別・偏見）の解消に向けた活動を続けるNPO法人アラジの下里夢美さんをお迎えし、西アフリカ・シエラレオネにおける中高生性教育プログラムの事例についてお話します。
「性教育プログラム」について
シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17％の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を断念しています。10代で妊娠してしまうことが、教育を受け続ける上で大きな阻害要因となり、さらには教育機会の男女格差にも繋がっています。「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、2021年11月からケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行っている、地域の約８割の中学校・高校の生徒へ向けた性教育プログラムです。
プログラムの様子（YouTube）
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講師紹介
下里夢美
特定非営利活動法人Alazi Dream Project（NPO法人アラジ）代表理事
現地法人JaSiLe Foundation Director
山梨県出身。世界最貧国、西アフリカのシエラレオネ共和国にて「誰もが夢にむかって努力できる社会へ」をビジョンに活動するNPO法人アラジ代表理事。桜美林大学LA/国際協力専攻を卒業後、2014年から活動を開始し、17年にNPOを起業、法人化。19年には現地オフィス設立。最も困難な状況に陥る子どもたちへの奨学金給付支援・農村部小学校定額給付支援、10代のシングルマザー復学支援・男子中高生への性教育プログラムなどに従事する。また、インタビューやテレビなど多数のメディア出演や、小学校から大学での講演会などにおいて、シエラレオネの貧困に関する諸問題の啓発活動を行う。